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魔女狩りにあう
ファッション

ライフスタイルブランド「ツェツェ」の領域。
ファッションにおけるライフスタイルとしての
曖昧な境界線が魔女狩りを生む

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魔女狩りにあう
ファッション

ライフスタイルブランド「ツェツェ」の領域。
ファッションにおけるライフスタイルとしての
曖昧な境界線が魔女狩りを生む

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ライフスタイルという
曖昧な境界線

ファッションしか持てないセンスと
感性はこのまま衰退するのか?

Tsé&Tsé associées(ツェツェ・アソシエ)は、日本でもファンが多いと思います。
私もその1人です。15年前に試験管形の花瓶やなまけものという天井から吊るす花瓶など、
好奇心をくすぐるプロダクトを当時から変わらずクリエイトしている印象です。
ライフスタイルブランドのツェツェから見るファッションは、
ファッションから見るライフスタイルから見る景色とどのように違うのか、
そして、今後のファッションとしてのライフスタイルとは何なのかをツェツェから見ていきたいと思います。

 

ht-tsetse1

ht-tsetse1

http://www.batoma.com/tsetsejapan/

 

昔はインテリアという枠でのプロダクトデザイナーといった印象だったツェツェですが、
最近ではライフスタイルブランドと言われるようになっており、プロダクトを中心としての
モノ作りの人たちは、時代と共に少しニュアンスを変えている印象を受けます。
そして、ファッション業界も同様に時代と共にライフスタイルを意識するモノ作りや
店舗作りが目立つようになりました。

 

ht-tsetse2

ht-tsetse2

http://www.tse-tse.com/fr/ 

 

ファストファッションはファッション偏差値は上げたものの、服というデザインの視点では、
全体的に偏差値を下げたと思っており、以前の記事ファッションディティールから紹介したように、
ライフスタイルを非とするモードは、 どこか時代に置き去りにされ
山奥にいる魔女のごとく不気味な独特の閉鎖感は醸し出しています。
もやは、時代遅れ!?と思われるモードの真髄は、ライフスタイルデザインの魔女狩りにあっているのです。

 

ht-tsetse3

ht-tsetse3

http://d.hatena.ne.jp/

 

衣・食・住という言葉でライフスタイルを表現しているコンセプトショップも増えてきた昨今。
衣だけは、どこかアクセサリーのような存在と化し、従来の流行という言葉がスナック菓子のように、
軽く消費されカロリーだけを取っている栄養物としての存在でしかなくなっているのも否めないです。
そんな中、やはりインテリアの領域での昔から活躍していたTsé&Tsé associéesは特別な存在でもあり、
彼女達が容易にファッションの世界に入らない慎重さにも敬意を覚えます。
おそらく彼女達の感覚では、ファッションブランドは立ち上げやすく、ファンも付くと思うのですが、
そこは、モードのパリ。日本と違った土台で育った感覚は、モードの入り口を容易に開かせてくれません。

 

ht-tsetse4

ht-tsetse4

https://www.pinterest.com

 

それとは、逆に日本ではハンドメイドクリエイターが増え、インテリアプロダクトでもない、ファッションでもない
曖昧な境界線のブランドを良く目にします。その曖昧さがライフスタイルブランドと括ってしまうのでしょう。
人気の作家が増える中、どこか平和ボケやつながりバブルなクリエーションが目立ち、
時代を象徴するかのようです。まさに、曖昧さを嫌うファッションは、
そんなハンドメイド系作家にも魔女狩りにあっており八方塞がりといった状況です。
ただ、作家系でファッションに入ってしまった服は目をあてられません。幸い雑貨というジャンルでは、
UNDERCOVERの高橋盾のファンタジーな世界のクリエイトにもあるように、雑貨としては商品化と
世界観が出しやすいのかと思います。作家系ファッションに至っては、
方向を間違えると東京カワイイきゃりーぱみゅぱみゅとなってしまうのが行く末です。

 

ht-tsetse5

ht-tsetse5

http://www.undercoverism.com/

 

ファッションは今後、ライフスタイルとしてどのような展望を見せるべきなのでしょうか?
Rose Bakeryとコムデギャルソンも親族の繋がりということもあり展開を見せようとするものの、
まだまだ水と油のはっきり見える境界線があり、悩ましいところだと思います。
セレクトショップでのファッションであれば、
ミラノの10 Corso Comoは完璧なライフスタイルとしての世界を持ち続けているが、
パリのColetteは収益面も含め少し出遅れた印象です。
ライフスタイルという境界線に悩むファッションの中で、作家系ではないファッションを軸としたブランドも存在し、
イタリアブランドのVIVETTAは雑貨ファッションのような感覚で最近人気のようです。

 

ht-tsetse8

ht-tsetse8

http://www.vivetta.it

 

ただツェツェがファッションの領域に入った時は一瞬で抜き去るのだろうと想像がつきます。
やはりファッションはライフスタイルとしての境界線には踏みこめていない気がするのです。
そうなると、今後のファッションという立ち位置でのライフスタイルは、
2つの方向性に導き出されるのかなと創造します。

 

①バーティカルなファッション

②モノや嗜好品とリンクさせたファッション

 

ツェツェでは、少し前ではありますが、「旅館」をテーマに佐賀県・嬉野温泉の老舗旅館、
大村屋の一室「ツェツェ旅館」としてライフスタイルに簡単に入ってきました。
そして、日本の高い技術でTsé&Tsé associées MADE IN JAPANとしてプロダクトを作ったのです。

 

ht-tsetse6

ht-tsetse6

ht-tsetse7

ht-tsetse7

http://dacapo.magazineworld.jp

 

 

ファッションは、もはやリフレームが必要なのでしょうか?
進化と衰退を繰り返し、ファッションに対しては破壊ビジネスの侵略者達が横暴するなか、
ファッションしか持てないセンスと感性はこのまま衰退していいのでしょうか?
そんなことを想いながらEpokalではUtopiaのコンテンツでファッションを軸に、
ライフスタイルの曖昧さをなくすモノ作りをしています。
ツェツェのようなブランドが今後ファッション業界に進出してくる気配を感じながら、
その足跡を追跡されないようにファッションは、次のステージに行かなくてはいけないような気がします。

 

 

 

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