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音楽シーンの新たな女神
FKA twigsと共犯関係の
新世代クリエーターたち

インスピレーションを共有し共鳴する
クリエーションが生まれる音楽シーン
第二のBjorkが築く共犯関係とは?

インスピレーションを共有し共鳴するクリエーションが生まれ更新される音楽シーンで第二のBjorkが築く創造的な共犯関係とは?

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Epokalの人気記事でもあるBjorkとMatthew Barneyでもアレキサンダー・マックインーンとの
創造的な関係性について言及されているが、カルチャーにおける音楽とファッションは
切っても切り離せない関係であるし、複数の異なる才能が混じり合うことで、強烈な光を放つ。

最近ではレディ・ガガなどもスタイリストと共に、若手デザイナーをピックアップしてステージ
衣装や撮影に使用し、それらのデザイナーが注目を浴びることも少なくない。

そして、現在「第二のBjork」や「ミュージックシーンの新たな女帝」などと称されるFKA twigsが
大きな注目を集めている。
オルタナティブR&Bというジャンルに括られる音楽性のみならず、衣装やアートワークなどにも独特の
感性と神秘的とも言える魅力を発して注目されている。

FKA twigs

FKA twigs

http://bnana.jp/
ロンドンを拠点に活動するFKA twigs、本名タリア・バーネットはジャマイカとスペインにルーツを持ち、
エキゾチックなルックスとハイクオリティのパフォーマンスでイット・ガールとなった彼女は
Dazed&Confusedやi-Dなどのファッション誌の表紙にも登場し、注目度は増すばかりだ。

FKA twigs

FKA twigs

L)http://mz.celebee.info/ R) http://urbanbushbabes.com/
Youtubeで驚異的な再生回数を叩き出している彼女のMVは幼少期を日本で過ごしていたという
ジェシー・カンダが手がけ、タリアのアート志向とAecaのトラックとが合間ってエキセントリック
かつミステリアスなカルト的な世界観を構築している。

FKA twigs

FKA twigs

http://images.rapgenius.com/
この三者の関係、またはarcaとジェシー・カンダとの関係性はこれまでの歴史的な流れに沿えば
エイフェックス・ツインとクリス・カニンガムなどとの関係とリンクさせるのは必然だろう。

FKA twigs

FKA twigs

https://staging-thump-images.vice.com/
無論、音楽の趣味嗜好は十人十色であり、FKA TwigsやArcaの作品を受け付けないという方も
いるだろうが、そのオリジナリティーはBjorkやKanye Westなどの一線級のアーティストたちに
インスピレーションを与えていることも考えれば、彼らが創造する作品が放つオリジナリティーと
クオリティーの高さは否定できない。
中南米にルーツを持つARCAが創り出すある種異様とも言えるサウンドは、FKA twigsの
パフォーマンスによってオルタナティブR&Bとしてオーヴァーグラウンドへと昇華される
という構図は、bjorkが様々なアーティストの創造にインスパイアされ、それらを自らの内に
取り込み、音楽というジャンルを超越した「作品」へと昇華してきたものと言えるし、
音楽シーンへと彗星の如く出現し、「デジタル・モーツァルト」と称された
エイフェックス・ツインのMVで、その才能同士が共鳴し作品の強度をより高めていった
クリス・カニンガムとの関係性をも連想させる。

FKA twigs

FKA twigs

http://blog.raddlounge.com/
しかして、Arcaとジェシー・カンダは無名の時からSNSサイトを通じてコミュニケートして
いたことがきっかけで現在の共作関係を築いてきたことは、時代とコミュニティー形成の
変化を感じずにはいられない。
とともに、国籍やルーツの違いを軽々と飛び越え、アンダーグラウンドとオーヴァーグラウンドを
縦横無尽に行き来する彼らの創造にはある種の嫉妬すら感じる。
いつでも、どこにいても自らのセンスによって創作した作品を通じてインスピレーション
意志を感じあい、その共鳴が次第に大きくなることでアンダーグラウンドのカルトが一つの
カルチャーへと変化していく。
カルチャーの始まりはいつでもアンダーグラウンドから始まる。
この本質はいつの時代も変わらないが、多様化する手法や飛躍的に増大した選択肢をどのように
自らの意志で選び取り、媚びることなく新たな創作に繋げていくかというセンスが必要とされ、
スタンスが試されている。
FKA twigsの作品を支える、Arcaとジェシー・カンダの関係性に、その表現からは想像もつかない
人間的な結び付きがを感じてしまうのは私だけだろうか。