ストリートヘッズとミリタリースニーカーの偏差値 | Epokal エポカル

menu

BLUE 冷静

デザインと機能と希少性
リアリティのある実務性
軍物のドリームデザイン

流行に踊りたくない人や、恥ずかしがる人、
他人と同じことが嫌いなへそまがりのために
ミリタリートレーニングシューズの福音を。

3minutes

デザインと機能と希少性
リアリティのある実務性
軍物のドリームデザイン

流行に踊りたくない人や、恥ずかしがる人、
他人と同じことが嫌いなへそまがりのために
ミリタリートレーニングシューズの福音を。

3minutes

READ LATER

低価格と格好良さの共存
スニーカー戦争の元締
ミリタリースニーカーズ

スニーカーにファッションを視るか、
行動機能性という実用をとるのか、
両立を保つトレーナーの実力。

これまでにいくつかのスニーカーとそれを生み出すブランドの景色を眺めてきた。
そのどれもが高く誇るデザインのクオリティと、運動性能というハイパフォーマンスの履き心地に上気せあがる。
そして、その価値に似合うだけの高価格で販売される。例えば、

 

NIKE AIR MAX                                         … 230ドル
adidas YEEZY                                          … 350ドル
SPALWART MARATHON TRAIL                 … 220ユーロ
WALSH LA’84                                          … 115ポンド

 

といった具合に、明晰な頭脳でしっかりと考えればあまりに高価な履物であることに気がつく。
それに、いつも新しいものだけを追っているのではない。
新作のadidasがきらめきながらストリートに放り込まれることに眩すぎて目を開けていられない人も、
ダブルネーム別注のnikeのトーンに中てられてしまった人も、
ファッショントレンドに唾を吐きながら、スニーカーというプロダクト一点に情熱をこめるハードコアも。
メジャーに中指を立ててミリタリースニーカーを履こう。

 

military trainer

military trainer

http://www.fifth-general-store.jp

1990’s FRENCH MILITARY TRAINING SHOES

military trainer

military trainer

http://www.fifth-general-store.jp
 

今この瞬間、世界中にはいくつものグッドデザインがステップを踏んでいることだろう。
その一足一足が切り拓いていくインスピレーションは、すぐそばを歩いている誰かの鈍い感覚にも確実に飛び込んでいく。

 

2000’s CZECH MILITARY SURPLUS TRAINING SHOES

military trainer

military trainer

http://www.waiper.co.jp
 

DRAFT inc. VULKAN
70年代にadidas、PUMA、NIKE、REEBOKのシューズを製造したVULKANというファクトリーから軍に供給され、数多あるミリタリースニーカーの中でも高品質のパーマネントデザインだろう。

 

military trainer

military trainer

http://www.waiper.co.jp
 

スニーカーはきっと、僕たちの姿を顕す鏡のようなものであって、
もしかしたら平均的な考え方や世界の見方だけでグッドデザインを履いたとしても、
かっこいいシューズが歩いているだけの姿に落ち着いてしまいかねない。
スニーカーを愛するストリートヘッズは、何万セットと製造されるスニーカーのゴールが、
そのスニーカーそのものに留まることだけは避けなければならない。

 

1990’s CANADIAN ARMY TRAINING SHOES

military trainer

military trainer

http://www.waiper.co.jp
 

1990’s BRITISH ARMY TRAINING SHOES

military trainer

military trainer

http://www.fifth-general-store.jp
military trainer

military trainer

http://www.fifth-general-store.jp
 

スニーカーだけでなく僕たち一人ひとりの持つものには
すべてその意思を抱かなければならないのではないだろうか。
簡単に情報がもらえ、物が手に入る世界だからこそ、核心を以て成さなければ意味はない。
‘服に着られる’とは良く出来た表現で、所作と同じく、その人の本質は佇まいに宿る。
重要なのはどこの何を履くのかではなく、‘僕’が‘何’を‘どう’履くのかという
精神性に至るストーリーの光景なのではないか。
そうした意味においてファッションデザイナーやクリエイションに携わる
多くのプロフェッショナルの人々がミリタリーの領域に浸かるのは、
ファッションデザインという虚構の世界に眼を向けるトップクリエイターだからこそ、
その実務的な存在に魅入ってしまうからなのではないだろうか。

 

マルタン・マルジェラがリマスターして、古着屋の片隅にあるマニア的定位置から
一躍スターダムに上った『GERMAN TRAINER』は、そんなデザイナーたちの偏狂の徴にも映る。
そもそもそれぞれの国で軍需が巻き起こった際に提供するデザインは
ある程度の幅をもたされて供給されることがほとんどである。
GERMAN TRAINERでさえ、adidas社製のものからPUMA社のものまで、
西から東まで各ファクトリーのレーベルチケットが存在する。
使用するラストが異なるのは当然ながらステッチや切り替えのラインといった
ディテールとも言い切れない細部の差異は面白いほど出てくる。
そうした、少なからずメーカーやブランドに影響を与えたであろうミリタリースニーカーは
どこかで見かけたことがある横顔の様でいて、決定的に独立する。
機能性と量産性に特化して削ぎ落とされた一種の到達した静寂な輪郭が備わっている。
戦争が当事国内にもたらせる軍需という鉄の経済は、メーカーの足元を底から支え、
ファクトリーにとって避けられない、或いは喜びつかむニーズであったのかもしれない。

 

スニーカーという切り口で、トウキョウと呼ばれるストリートシーンに適ったサイズを集めることはとても難しい。
揺るぎない生産背景に支えられ、安価ではあるが希少な価値を保ち、
しかもメジャーの流行やトレンドに振られずに、ラベルを背負わないで良い。
そのことを知っていることだけが価値に昇華される‘その物’の意味につながると信じてみるのも良いのかもしれない。

READ LATER

EDITORS UTOPIAの「WANT」ボタンを
押したプロジェクトが表示されます。

EDITORS UTOPIAへ

※この情報はCookieで保存されています。
※SNS連携・記事のシェア等はされません。

    「READ LATER」ボタンを
    押した記事が表示されます。

    ※この情報はCookieで保存されています。
    ※SNS連携・記事のシェア等はされません。