モード Raf Simons ラフシモンズ | Epokal

menu

MONOTONE 事実

モードを生き続ける
デザイナーの軌跡と
忘れ得ぬ出会い

変わらずに変わり続けるRaf Simons
私にとってのモードの代名詞は
今なお先端を走り続ける

6minutes

モードを生き続ける
デザイナーの軌跡と
忘れ得ぬ出会い

変わらずに変わり続けるRaf Simons
私にとってのモードの代名詞は
今なお先端を走り続ける

6minutes

READ LATER

モードを生き続けるデザイナーの軌跡と
忘れ得ぬ出会い

変わらず変わり続けるRaf Simons 
私にとってのモードの代名詞は今なお先端を走り続ける

 

 

ytrafsimons004-01

L) http://furinsider.wpengine.netdna-cdn.com R)http://ris.fashion.telegraph.co.uk

 

最初にブランドを尊重することから全てを始めるというのは、
現在のChristian Diorでも全く同じことを行っており、これはRafのようなデザイナーにとっては
非常に大切な行為である。
というのも、Christian Diorの前任者であるJohn Gallianoは彼が持つ独自の世界観の中に
Diorを取り込んでクリエーションを行うタイプのデザイナーであるが、Rafはそういったタイプではない。
Rafはアーカイブを観察し、吟味しながら要素を抽出し、そこに現代的なアレンジを加えることで
クリエーションを行う、いわばDJスタイルのデザイナーなのである。
どちらが良いというのは愚問だが、私はRafのスタイルが現代のファッションシーンにより
マッチしていると考えている。
RafはJil Sanderのクリエイティブ・ディレクターに任命された時を振り返って、
「私は本当に怖かったです。」「それは、初めてウィメンズウェアをデザインしていました。
彼女(創始者であるJil Sander)は非常に人々から尊敬されており、
誰も自分に(Jil Sanderで成功する)チャンスを与えてくれるとは思いませんでした。」と語る。
RAFはJIL SANDERの美学のさらなる進化を試みる事が好きであるが、
JIL SANDERのヘリテージデザインを正確に受け継ぐ事も大事にし自身のインスピレーションを構築した。
「僕は僕自身を全うする必要がそこではあった。しかし他方でヘリテージデザインを繰り返す必要もある・・・。
ファッションジャーナリストは簡単に、彼らは新しい局面へ向かった、と書けるでしょ。
そういう僕も新しいものが好きなんだけどね」。
Jil Sanderのアトリエがあるミラノとシグネチャ・ブランドのアトリエがあるアントワープを
1週間ずつ交互に行き来するという生活をしていたJil Sander時代。
現在は、Christian Diorのアトリエがあるパリとアントワープを1週間ずつ交互に
行き来する生活をRafは送っている。
ラフは、「Christian DiorとRaf Simonsというブランドの間の運動が私は好きです。
Christian Diorは、女性のための巨大で歴史的なブランドであり、非常にやりがいと自由を感じます。

 

ytrafsimons004-02

http://1.bp.blogspot.com

 

一方、自分のブランドはそれとは異なる種類の自由があります。
私はその間を行き来します。
それは脳にとても良いです。自身でブランドを所有することは、
(他のブランドの)クリエイティブ・ディレクターであることとは心理的に非常に異なります。
私は決して自身のブランドを手放しません。」と話す。
Christian Diorのパリにあるオートクチュールのアトリエには約75人のスタッフ、
プレタポルテには50人、アントワープにあるシグネチャのアトリエには8人のスタッフがいる。
自身のクリエイションにも色濃く反映されているアートとの関わりについて、
「私はアーティストに関する本を読むことに多くの時間を費やします。
そして、彼らがどのようにして何にアプローチをしたのかを理解しようとします。」と彼は話す。
アート・コレクターとしても活動をしている彼のアントワープの自宅には、
Sterling Ruby(2008年にオープンし、2010年にクローズした東京・南青山の
Raf Simonsの旗艦店の内装は彼によるもの)、Mike Kelley、Evan Hollowayといった
アーティストの作品からPicassoやPol Chambostの器(陶器)、Jacques and Dani Ruellandの花瓶
(これはMarc Jacobsもコレクションしている)、Juliette Derelの鏡、
そして、Brian Calvin、William Daniels、Cristel Brodahlらの絵が飾られており、
Rafによると「私の生涯は、創造的なものによって常に囲まれていなければなりませんでした。」
「私は他の人々によって創られた作品に接することで、リラックスすることができると分かりました。」とのこと。
デザイナーやアーティストについては、「本来、クリエイティブな人々というものは、
(ある場所に留まらずに)進化することや(未知の領域を)探検するのが好きです。
それは、必須(の資質)です。」と彼は語る。
自身の音楽体験とユース・カルチャーをベースにスタートしたRaf Simonsのクリエイション。

 

ytrafsimons011

 http://3.bp.blogspot.com
  

これまでの歴史の中でウィメンズウェアのコレクションを行ったことが一度も無く、
ビジネスとしては成立し辛いメンズウェアのみでの展開で現在まで来た理由を
Humberto Leonから問われたラフは、
「当初、メンズウェアだけをするつもりはありませんでした。ブランドの方向性は、
私と関連することが有り得た若い世代のために服を創りはじめることでした。
メンズウェアのみを開始するという選択は、
服をすべて自分でつくらなければならなかったという現実的・経済的な理由によるものです。
しかし、女性はショーの後、(私のメンズウェアの)服に常に反応しました。
したがって、時々、私たちは女性サイズの服をつくります。
最近、多くの男性が女性の服を着用し、女性が男性の服を着用するのを目にするので、
そのことについて私は考えています。」と話す。
シグネチャ・ブランドでメンズウェアのみを行っていた時代にあまり有名になれなかったことについては、
「私は私が信じることをしてきました。
多くの人たちに認知(評価)をされるということはどういうことですか?
私にとって認知とは、身近に関係を持っている人たちのことを指します。
アメリカのいくつかの都市のどこかで、誰かは私の服を着ています。
そして、私はそれに満足しています。」とのこと。
ベルギーの田舎町で生まれ育った音楽少年はいつしかファッションに恋をし、
正規の教育も受けずにメンズウェアのブランドを開始する。
その後、思い掛けずJil Sanderでミニマリズムとウィメンズウェアのロマンスを学び、
ロマンチシズムとミッドセンチュリー・アートのモダニズムをオートクチュールの概念を交えて融合させる。
そして、Christian Diorのアーティスティック・ディレクターに就任。
シグネチャ・ブランドとJil Sanderで培ったクリエイティビティをベースに、
このヒストリカルでレジェンダリーなChristian Diorというメゾンをモダナイズする任務に就いている。
これからも私は彼の一挙手一投足を追って行きたい。

モードとの邂逅 「完」

 

今までの モードとの邂逅

Vol1 Vol2 Vol3

READ LATER

EDITORS UTOPIAの「WANT」ボタンを
押したプロジェクトが表示されます。

EDITORS UTOPIAへ

※この情報はCookieで保存されています。
※SNS連携・記事のシェア等はされません。

    「READ LATER」ボタンを
    押した記事が表示されます。

    ※この情報はCookieで保存されています。
    ※SNS連携・記事のシェア等はされません。