フランク・ロイド・ライトの光明 | Epokal エポカル

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僕たちの内と外を繋げる
建築とデザインと
精神の開放

自然という与えられた平等の中から
超えていく感性の空間
フランク・ロイド・ライトの光のフォーム

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F.Lライトの有機的建築
外部から取込まれる
環境の明かり

ミッドセンチュリーのベースメント
世界と人、人と宇宙をつなげる
空間を創造するデザインの光

毎日を生活していくうちに、なんとなく澄ますように暮らしていることがあります。
繰り返し過ごしていく一日一日のために、何か必要なものを持ってはいるだろうか。

 

ラジオやミュージックプレイヤーといったもので生活にリズムをとる人も、
テレビに映し出されるものによって、つながりを見出すことも出来るでしょう。
カーテンを引く、窓を開け放したままにする、時計を見て、閉じたり開いたり。
人それぞれのフィーリングがそこに置かれている気もしてきます。

 

自分の生きる環境の中に差し込む光について考えることは、必ずしもすべての人生に不可欠ではないのかもしれません。
ですが、それだからこそ突飛な構想のそれを覗いたときの感動は大きくなります。
ライフスタイルの蜂起を基軸に据えたEpokalにとって、日々を暮らしていく環境に
繊細な灯のフィーリングを求めるのは当然なことなのかもしれません。

 

ミッドセンチュリーの世界を代表する建築家フランク・ロイド・ライトは
数々の新しいスタイルを提案したことであまりにも有名ですが、その開放的な思考方法によって提唱され、
具現化された「オーガニックアーキテクチャー」こそ、建物の本体だけではなく、
その内装や調度品を総体とした空間の構築なのでした。

 

The First Herbert and Kathrine Jacobs House 1936-1937

where the light is

where the light is

http://www.usonia1.com

 

ライトによる建築デザインの最初期に掲げられた「プレイリースタイル」とは、
建物の内側と外側の一体化や水平線の強調といった様に、深く張り出した庇、低い屋根を構築して、
外部でしかなかった風景や環境を内側へ取り込もうと試行するものでした。
それまでの、人工物としての建築がその内部でのみ完結するといった、
囲い込まれた概念であったものに対して、ライトの構想は外の世界へ大きく飛躍することになりました。
このスタイルで計画された家々、プレイリー(草原)ハウスは柱や壁といった構造の位置関係をも自由に、
開放的な空間の構築を求めたのです。

 

Frederick C. Robie House 1910

where the light is

where the light is

 http://www.flwright.org/researchexplore/robiehouse

 

プレイリースタイルを代表する住宅であるロビー邸は、水平線を強調した建築が、
インテリア・家具・装飾といった意匠デザインのすべての要素との一貫性を成立させています。
広大なリビングルームには幾何学模様の窓ガラスが連続的に設置されていて、両側に配置された窓の上に、
木のフレームの内側に設けた幾何学的な支持によって支えられたブラケットライトがリズムよく配置されています。

 

Robie 1

where the light is

where the light is

 http://www.flwright.org/researchexplore/robiehouse

 

フランク・ロイド・ライトの有機的建築の示す志向とは、どこへ向かうのでしょうか。

テキスタイルブロックやタイルによって壁や柱を表現し、美しい幾何学パターンのステンドグラスをあしらった窓や扉、
テーブルや椅子、照明といったすべての創作一つ一つに綿密な計算に基づいた設計があると言われています。

 

Window wall and Robie 1

where the light is

where the light is

 http://colorfulrevolution.com

 

完全なる完璧主義者ライトの構想は、今でも見る人、住む人、使う人の世界と世界を結んでいるかのようです。
その証に、ライトの設計したインテリアデザインの美しい光は部屋の中と外、
つまり、世界と個人との間を、あたかも自然と人の作ったものの調和の様に自由に行き交うことが出来るのでしょう。

 

Taliesin West 1937

where the light is

where the light is

 http://www.franklloydwright.org

 

タリアセンウェストは1937年にライトの冬の家として建てられました。

植物のようにも見える支柱が構造を垂直に支え、ベースには帝国ホテルのためにデザインした
「ピーコックチェア」の背や、幾何学模様、六角形が採用されています。

タリアセンのインテリアとフロアランプのシェードには、折り紙を連想させる直線を基調とした構成が構築されていて、
浮世絵の収集でも知られるライトの好感性を臨むことができます。

 

Taliesin 1

where the light is

where the light is

 http://www.zmodern.com

 

ライトの夏の家のためにデザインされた、ライトの建築造形のフォルムのひとつである方形屋根が取り入れられて、
まるでタリアセンの内側に小さな建物があるかのように見ることができます。

 

Taliesin Pendant

where the light is

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 http://www.franklloydwright.org

 

1933年、タリアセン敷地内の劇場改装の際に誕生した照明器具のデザインは、
四角の形をした木の箱と積層材で作られた遮光板の構成によって、心地よい光をもたらすことに成功しました。
豊かな直接光と間接光を放つこのランプはガラスやシェードを用いておらず、
水色に塗装された遮光板の光に、ライト自身、深く感銘したと言われています。

 

これだけの空間を見せられたとあっては、フランク・ロイド・ライトは建築だけにおさまりきれない
才能を持ったクリエイティブの天才であったことは疑いようもありません。
それとももしくは、少々変った人生をおくったことでも有名になってしまいましたが。

そんなライトの遺したデザインがまた、独特の開放された豊かな表情を見せています。
それは美しく、他にあり得ない、優越されたフォルムに違いありません。

 

where the light is

where the light is

 http://bachmanwilsonhouse.com

 

自室に水を落とすことはそうそう出来そうにありませんが、名作の数々と美しいフォルム構造を持ち込むことは出来ます。
部屋と世界、自然と自分自身をつなげて照らすランプをすぐそばに置いてみることが、
今日のライフスタイルのフィーリングに響く光明になるのかもしれません。

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