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日常と非日常を交差し
ファッションの誘惑に
溢れるScreen Fashion

スクリーンの中のファッションは憧れと共に
ファッションに向き合う姿勢と哲学をも示してくれる

5minutes

日常と非日常を交差し
ファッションの誘惑に
溢れるScreen Fashion

スクリーンの中のファッションは憧れと共に
ファッションに向き合う姿勢と哲学をも示してくれる

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日常と非日常を交差しファッションの誘惑に
満ち溢れているスクリーンファッション

スクリーンの中のファッションは憧れ
と共にファッションに向き合う姿勢と
哲学をも示してくれる

皆さんは、映画はお好きだろうか?

嫌いだという人にあまり会ったことはないが、その好みは十人十色だろう。
ひとえに映画と言ってもジャンルは様々で、興業的に成功した映画が必ずしも
良い映画などとは言えないだろうし、どの映画を観るかという基準も
千差万別だろう。

監督で選ぶ人。

出演俳優で選ぶ人。

ジャンルで選ぶ人。

ヒットしているものを選ぶ人。

他にも人によって基準はいろいろあるだろうが、「衣装」によって
鑑賞する映画を選ぶ人はどれくらいいるだろうか。
そんな私も衣装に惹かれて映画を観賞することは少なくない。
場合によっては、話はよく憶えていなくてもスクリーンの中の
ファッションだけが強烈に脳裏に焼き付いていることさえある。
(それでは映画の衣装として失敗なのだろうが)

 

近年では、2013年に公開された『華麗なるギャッツビー』において登場する女性の
ドレスをPradaが、ジュエリーをTiffanyが、そして男性服をBrooks Brothersが手掛け、
各ブランドは記念のカプセルコレクションなどを発表し話題になった。

 

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http://miukoridi.com/

 

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http://www.parqmag.com/

 

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http://flipermag.com/

 また、『ブラックスワン』ではナタリー・ポートマンをはじめとするバレリーナの衣装を、
現在ニューヨークコレクションのハイライトともいえるRodarteが担当し、非常に期待して
鑑賞した記憶がある。

 

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http://www.openingceremony.us/

 

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http://www4.images.coolspotters.com/

 

ナタリー・ポートマンは好きな俳優の一人であり、『レオン』での彼女の
ファッションは今見ても色あせない魅力がある。

 

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http://4.bp.blogspot.com/

 

雑誌のレオンは評価もちょい悪程度だが映画の方は、ナタリー・ポートマンのみならず、
ジャン・レノやゲイリー・オールドマンのファッションも非常にクールだ。
また、映画はコレクションのテーマとしてしばしばランウェイにも登場し、
デザイナーのインスパイアソースとしてよく目にする。
枚挙に暇がないが、例えばJunya watanabe man 2006a/wでは、1976年に公開された
ロバート・デ・ニーロ主演、マーティン・スコセッシ監督作品の『Taxi Driver』が大々的に
フューチャーされ、ランウェイはモヒカンのモデルで埋め尽くされた。

 

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 http://www.thesharkguys.com/

 

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http://cdni.condenast.co.uk/

 

当時、映画の中でロバート・デ・ニーロ演じる主人公トラヴィスが着用していたM65が
人気を博し、映画を鑑賞した人がこぞってM65を購入したという話は有名で、私も父から
そのような話を聞いた記憶がある。
映画自体もカンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得するなど非常に高い評価を受けている。
ロバート・デ・ニーロといえばゴッドファーザーでのイタリアンマフィアの印象も強く、彼が映画の
中で着用した衣装が後のファッションに与えた影響は大きい。

 

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http://parade.condenast.com/

 

私自身がファッションに興味を持ち始めた頃は、いわゆるミニシネマ系の邦画にも今より活気があり、
優れた作品が多かったように思う。
邦画をキッカケにしてアート色の強い映画を好んで鑑賞するようになり次第に、デヴィッド・リンチや
ヴィム・ヴェンダース、ジャン・リュック・ゴダール、ジム・ジャームッシュなどの作品をそれこそ
ファッション的に鑑賞するようになっていった。
今でこそ、少しは映画の内容も理解できるようになったが、それらを初めて鑑賞した時の感覚は
言葉では表現するのが難しいものがあった。
ファッションという観点で見れば、ジム・ジャームッシュの映像や登場人物たちの身に着けている
洋服、仕草などは非常に魅力的だ。

 

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 http://3.bp.blogspot.com

 

またヴィム・ベンダースはファッションデザイナーの山本耀司氏と親交が深く、ヴェンダースが山本耀司を
創作現場を撮影したドキュメンタリー作品『都市とモードのビデオノート』を残しており、作品において
ヴィム・ヴェンダースというフィルターを通してみる、山本耀司はその存在自体がモードと思えて
単なる記録映画の域を超えている。今の時代にこの映画の中での山本耀司のようにファッションに
思想と哲学を持ち、”たかが服”に真摯に取り組んでいるデザイナーがどれほどいるのか、と溜息を
つきながらも思わず背筋が伸びると同時に、嬉しくなってしまうのは私だけだろうか。
この『都市とモードのビデオノート』という作品はモードとは何かという哲学的な問いも包含した
作品であり山本耀司ファンでない方にも薦めたい作品である。

 

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 http://styles.blog.ocn.ne.jp/

 

前述のようにアート系の邦画に興味を持ち始めた私は当然のように映画の登場人物が
身に着けているファッションにも興味を持った。
作品を観る中で映画の内容もさることながら、衣装に目を奪われた映画の衣装担当を調べてみると、
その多くがある一人のスタイリストの仕事であることが分かった。
そのスタイリストは北村道子という女性だ。
日本におけるスタイリストのパイオニアの一人である。
北村道子氏の衣装は独特の美意識で圧倒的な存在感を放ちながらも、着用者のパーソナリティを
的確に表現し、また徹底したリアリズムに裏打ちされ、作品と深い次元でシンクロしている。
出演俳優や映画関係者が最大限の賛辞を送るその仕事は、いわゆるスタイリストの枠を大きく超え、
彼女は私の衣服に対する考え方に大きな影響を与えた。

 

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http://heritager.com/
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http://blogs.c.yimg.jp/

 

パターンはすべて頭に入っているから新聞紙さえあれば、ミノでも燕尾服でもつくれると断言する
彼女にとって服は武器であり、人生そのものなのである。
山本耀司も北村道子も、一面では時代遅れとも受け取られかねない思想や哲学を、映像を通して
私たちに伝えている。
乱暴な言い方になるが、ファッションは服ではなく結局着る人の姿勢の問題だ。
Epokalでは、あらゆる面からそうした姿勢を提供していきたいと切に願っている。
スクリーンの中のファッションは、他にも数多くある。
皆さんの心に残っている映画の中のファッションはありますか?

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