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朝起きる目覚ましのよう
ファッションの声として
あなたはいました

胸の中で鳴り止まない目覚ましは、
僕たちに希望を与えてくれました。
そして1つの時代が終わる音がした。

ひとつの時代が終わる音がした。胸の中で鳴り止まない目覚ましは、僕たちに希望を与えてくれました。

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朝、目覚し時計の音で夢から覚めるように、
僕にとっては、月曜日の22時のファッション通信の大内順子の声は、
日常の悪夢から目を覚まさせてくれるファッション目覚し時計だった。
そして、彼女の声が流れた瞬間から
僕を別世界に連れて行ってくれ悪夢を忘れる精神安定剤そのものだった。

 

ht-ouchi1

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http://www.mizutanistudio.com/

 

彼女が40年前にジャーナリストとして、ヨーロッパのファッションを取り上げなければ、
今の日本のファッションの偏差値は獲得出来なかったに違いない。
そういう意味でいうと、現代の大内順子を知らない世代にせよ、ファッションを仕事に生きている全ての人、
いや衣服に関わる服で幸せを感じる瞬間を得た人にとっては、
間接的に彼女からアシストをもらっていることになるだろう。
私も人生を変える出会いをアシストしてもらった1人である。

 

彼女の功績は、他メディアで多く取り上げているので、そちらを見て頂きたいが、
epokalとしては、大いなる感謝と共に改めて意思を表現する他ないと思い記事にした。
それは、意思を持つメディアepokalとしてのやるべき行為と判断した。
上海から日本へ、そして戦争で家族がバラバラになる経験を得て、
戦争の強い嫌悪をポジティブに変えファッションジャーナリストへの道を開拓していく様は、
草分け的な存在では言葉が足らない。

 

ht-ouchi2

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http://fashionpost.jp/

 

ファッションは服だけでなく、「人に関わる全てのこと」伝える彼女の情報は、
ファッションジャーナリストという肩書は少々肩身が狭い思いだっただろう。
01年には自身のサイトを開設し、服以外のファッションの本質を自由に私達に発信してくれた。
当時の年齢から考えても、今のようにネット社会は表向きではない時代に素早い判断だと思う。
時代を先取るファッションに魅了された彼女自身が時代を先どり
ファッションを行為に変えるファッションそのものだったかもしれない。
とにかくファッションが面白くて純粋に好きと言い切る彼女は、
服だけでない全てに関わることも同時に愛していたのだろう。
生前もジャーナリスト以外にモノづくりや教育・政治といった広義なファッションを発信し、
多くの人の目覚し役だったに違いない。

 

ht-ouchi3

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http://ouchi-junko.blogspot.jp/

 

epokalは、3人のエディターで想い想いの記事をあげているが、
ファッションジャーナリストでも評論家でもライターでも何でもない。
ただただファッションに関わる全てのクリエイティブソースを愛する服作りのスペシャリストである。
モノづくりに置いて、頭の中を公開し過程を楽しみ、むしろ3人がお互いの記事から刺激を受けることによって、
ファッション・ライフの本質を忘れないように目覚し役を果たしている。
そして、僕たちも少しでも多くの人の目覚しになれるよう意思を持ち行為をし努力したいと思っている。
2015年からは実際に服の販売を予定し、私達のユートピアとして第一弾は「究極のシャツ」を作るため、
その過程や思考は公開していく。

 

大内順子の死去は、ある意味ひとつの時代が終わった音がした。
そして、これからファッション業界はそんな音が続くに違いない。
だからこそ、思考とクリエイティブと意思と基本を持ち、揺るぎ無いモノづくりをしたいと思う。
時代の恩恵を受けながら、基礎の詰まったメディアコマースとして新たな一歩を踏み出そう。
僕を悪夢から覚まさせてくれる目覚し時計は無くなったが、鳴り止まない音を胸に感じながら、
新たな目覚し時計を作ろうと思う。

 

大内順子さん。

本当に有難うございました。

 

ht-ouchi4

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http://prw.kyodonews.jp/