スケートとファッションの熱量 | Epokal エポカル

menu

RED 感情

SkateとFashion
同じ様で生きる2つの
超えられない境界

もう一度スケートパークに行くこともまた、遠かった。
けれど不思議なことに、だんだんと安心してきて
変わらないルーツがそこにあるという気がしてくる。

3minutes

SkateとFashion
同じ様で生きる2つの
超えられない境界

もう一度スケートパークに行くこともまた、遠かった。
けれど不思議なことに、だんだんと安心してきて
変わらないルーツがそこにあるという気がしてくる。

3minutes

READ LATER

ファッションの領域と
スケートボードの世界
GYPSY LiFEの冒険

Y’sニューラインのコンセプト
ファッションからのアプローチに
一瞬だけ、たじろいでしまう

今よりももっと若いと信じていた時に、思いをつめこんで取り組んだり、憧れたりしたシーンを持っていただろうか。
もしもそれがハイティーンの年頃に信望していたものだとすれば、特別な根源になっていることだと思う。
青い匂いが鼻腔を刺激してくる、あの日のスケート少年にとっての憧憬はある一つのスケートパークだった。

 

僕たちの世代で活躍したスーパースターの様なスケーターたちの痕を探すように、初めてそのパークを訪れた。
もう既に何年もプッシュするといったことから離れていた。同じような人もきっと少なくないだろう。
生活観や時間の使い方といったスキルを知った後から、もう一度スケートパークに行くこともまた、遠かった。

 

海と港のすぐそこにあるこのパークの真中で、かつての自分の姿を眺めていると、
その中には明らかに、同年代か、いくつか年上の「少年」がセクションに向き合っていた。
もっとも彼らからすれば、邪魔でしかないのかもしれない。
けれど安心する。不思議なことに居心地の悪さはほとんどなかった。

彼らを見ていると、変ることのないルーツが、未だそこにあるという気さえしてくる。

 

gypsy life

gypsy life

http://skately.com/library/brands/aesthetics-skateboards
 

思えば、ファッションとライフスタイルを行為として捉えるEpokalの核心もここにあったのかもしれない。
スケートには、他のどんなスポーツよりも、何よりも、一切の決まりがない。
自分というスタイルのみで走り込むことがたまらなく痺れさせる。などと、考えこむ必要もない。

例えば、もしスケートに決まりごとがないのと同じように、ファッションライフスタイルに好きに振舞えるのであれば
最高になのかもしれない。社会生活やオシャレといった枠組みにはいろいろなルールが引っ付いてくるのだから、
それを打ち破ったり、好きなだけ自由に表現するというところで、2つの接点が生まれてくる。

そのどこにも犯罪的なスタイルなど存在しない。

ブスの横顔であろうと、時代遅れのプールライドであろうと、
本当にどうでもいいのは着ない人と乗らない人のことだけではないかと思う。

 

ファッションとスケートとは核心の同じ背景を経て到達できる極のシーン同士だとすると、
両方の立ち入る領域に、大変なエナジーが交錯するのではないかと想像するのはsimpleでeasyな考え方へつながる。
つよい芯を持つ為には、ほどよく中和されるといったことを避けたいだろう。

そんなことを考えていると、Epokalが聞いたニュースに二度驚かされた。
ファッション側からのアプローチに一瞬だけ、たじろいでしまう。

 

gypsy life

gypsy life

 http://www.vogue.co.jp/fashion/news/2014-06/26/gipsy

 

Y’sから発表される新ラインのコンセプトはユニセックスなカジュアル服だということであった。
それが「スケーターファッション」からインスパイアされたものであるということに、
まさしく、「Skate」というワードに心臓を衝かれる思いだった。
どうも「Y’s」のワードにうまく関連づけられずに二度聞きして、そしてその時は聞き流すことにした。

 

2000年のadidas社とのコラボレーションから手腕を振るった“そっち方面”のセンスは本物であるし、
僕自身いくつもジャージージャケットを使っている。どれも最高に格好いいと思う。
が、ファッションはファッションの、それからスケートにはスケートの温度というものもある。
いくら同じ血を持つ兄弟であったとしても核心で譲るこのできないものはこの温度ではないだろうか?

 

 

gypsy life

gypsy life

last meal and censorship) http://clicheskate.com/site/news/skills)http://chocolateskateboards.com/and…..)http://www.diamondsupplyco.com

 

「山本耀司」は特別なデザイナーだと信じている。

1レーベルの1ラインといえども「Y’s」の看板を持って踏み込む領域と、
それをするべきではないものが1ファンとして心のどこかにある。
スポーツとファッションのスタイルを掲げたAdidas×yohji yamamotoは心躍るものだった。
ファッションにとって「Skate」はシーズンコンセプトにはなるかもしれないが、
根幹に据えるほどの受け皿はないようにも思える。

 

僕は初めに、スケートとファッションの共通する本質は、何に対しても決まりがないということだと言った。

これはそれだけ自分のスタイルを愛するところからはじまるルーツではないだろうか。
「山本耀司」と「Y’s」は自分と自分のデザインを愛した「ファッション屋」なのだと思う。
ビジネスは確かに大切だが、明らかにそれに乗ったところを見せるのは
「ファッション」のする行為からはずれているように感じて寂しくなってしまった。

 

 

しかし同時に、レーベルアイコンにシンパシーのつながるところを見たのも事実である。Y’sにPigをあわせたアナグラムに「ヨウジらしさ」とカルチャーの接続する部分が見えている。

 

gypsy life

gypsy life

http://www.yohjiyamamoto.co.jp/ys/ 

 

「Gypsy」といえば、〈yohji yamamoto pour home 1999 A/W〉コレクションが一瞬で目に浮かぶ。
しかし、それでさえも、もう遥か昔のイメージに残る残像が薄らいできはじめているのかもしれない。
Y’sも新しい体制の下に新たな風が吹き始めていることは誰にでも理解できることである。
そして、おそらくブランドを担うべく若きデザイナーとは、僕たちと同じ世代の「少年」なのではないだろうか。
1998年のあの日、もしかしたら同じコレクションを見て、同じ様にスケートボードに乗っていた僕たちには、
それを感じる上で山本耀司の光背は偉大すぎるほどの大きさである。

そしてyohji yamomoto自体もまた、変わることを止めなかったセンスに感じ入る。

 

それから何が現れてくるのかをこれからに見てみたいのだと願って

 

Gypsy Life はどこへむかうのだろうか

READ LATER

EDITORS UTOPIAの「WANT」ボタンを
押したプロジェクトが表示されます。

EDITORS UTOPIAへ

※この情報はCookieで保存されています。
※SNS連携・記事のシェア等はされません。

    「READ LATER」ボタンを
    押した記事が表示されます。

    ※この情報はCookieで保存されています。
    ※SNS連携・記事のシェア等はされません。