ビル・カニンガムが撮り続けるファッション | Epokal

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ビル・カニンガムが撮る
ストリートは最高の
ファッションショー

最高のファッションショーはいつでもストリートに
あり、そして街と共に変化する。ファッションは
日々を生き抜くための鎧なのだ。

4minutes

ビル・カニンガムが撮る
ストリートは最高の
ファッションショー

最高のファッションショーはいつでもストリートに
あり、そして街と共に変化する。ファッションは
日々を生き抜くための鎧なのだ。

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ビル・カニンガムが撮る
ストリートは最高の
ファッションショー

最高のファッションショーはいつでも
ストリートにあり、街と共に変化する

 

bill cunningham

bill cunningham

http://www.zeitgeistfilms.com/

 

彼は今日も、制服のようにブルーのスモックを着てNYの街を
カメラ片手に自転車で駆け回っていることだろう。

彼にスナップを取られることはニューヨーカーにとって大きな
ステータスとなっている。

Vogue誌の名物編集長で、映画『プラダを着た悪魔』のモデルにもなった
アナ・ウインターに「私は、彼のために服を着るの」と言わしめる。

 

bill cunningham

bill cunningham

 http://img.fashionmoon.com/

御年83歳の歴史の生き証人の名はビル・カニンガム。

彼は「最高のファッションショーは常にストリートにある」と話し、
そして、「待ってなどいられない。探し出すんだ、見たこともない楽園の鳥を。
とびきりエレガントな女性や抜群のファッションを」と続ける。

 

bill cunningham

bill cunningham

http://data18.gallery.ru/
bill cunningham

bill cunningham

http://mechanicaldummy.com/
bill cunningham

bill cunningham

http://www.transit-web.com/

 

そう、ファッションは常に街と共に存在し、街と共に変化するものだ。

大切なのは、着ている服のブランドなのではない、どう着てどう生きるか。
それがスタイルのあるファッション。

そんな事をストリートスナップを通じて教えてくれるビルは1929年生まれで、
1948年ハーヴァード大学を中退、NYへ渡り、広告業界に就職する。

その後、”William J.”のブランド名で帽子作りを始め、帽子サロンを開く。

一時兵役に召集され、その後またNYに戻り、シカゴ・トリビューン紙で
ファッションに関する記事を書き始め、その中でアズディン・アライヤや
ジャン・ポール・ゴルティエといったブランドをアメリカに紹介するのに
一役買ったそうだ。

 

bill cunningham

bill cunningham

http://www.theluxechronicles.com/

 

同時期に始めたニューヨークのストリートファッションの撮影で、ある日、
伝説の大女優グレタ・ガルボの姿を撮影したことがきっかけで、一連の
スナップ写真を1978年12月ニューヨーク・タイムズ紙で発表し、注目を集めた。

このことが現在の名物コラム「ON THE STREET」を始めるきっかけにもなる。

 

bill cunningham

bill cunningham

http://graphics8.nytimes.com/

 

bill cunningham

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http://media.t-squat.com/

 

bill cunningham

bill cunningham

https://melissafashion3.files.wordpress.com/

 

ニューヨークで彼を知らないものはいないほどの存在でありながら、
彼自身については謎につつまれており、彼のプライベートを知る者は
ほとんどいない。

一昨年公開された映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』ではその制作に
あたり、監督が8年がかりで撮影交渉し、撮影と編集に2年、通年10年の
制作期間がかかったという。

どんな天候であろうとも、ニューヨークの街に自転車で繰り出しては
ファッションスナップを撮り続け、夜になればチャリティーパーティーや
社交界のイベントに出かけて行き、時としてパリのにも遠征する。

その鋭いセンスと独自の着眼点が、世界中のファッション・ピープルから
注目され、84歳の現在でも現役ファッション・フォトグラファーとして
多大な影響を与え続けている。

 

bill cunningham

bill cunningham

http://static.poshsblackbook.com/

 

コーヒーは安ければ安いほど美味しいと言い、ニューヨーク・タイムズ紙の
写真家としての客観的な立場を保つために、パーティー会場では水一杯すら
口にしない。

ニューヨーク・タイムズ誌を始めとして、彼は一切金を取らないというが、
これは「自由より価値があることなんてない」という信念によるものであり、
「金をもらわなければ口出しされない。すべてに通ずる鍵だ。金に触れるな、
触れたら最後だ。」と話す。

50年以上暮らしていたカーネギーホールの上のスタジオアパートの小さな部屋は、
今まで撮影した全ネガフィルムが入ったキャビネットで埋め尽くされていて、
簡易ベッドが置いてあるのみ。キッチンもクローゼットさえもない。

 

bill cunningham

bill cunningham

http://res.artnet.com/

 

仕事以外のことには全く無頓着で、頭の中はいつもファッションのことだけで
いっぱいといったような質素な生活ぶりである。

そして、ファッションに対して否定的な声も少なくない昨今に彼は、
「混乱を極め問題を抱えた社会でファッションが何の役に立つ?事態は深刻だと。
だが、要するにファッションは鎧なんだ、日々を生き抜くための。手放せば文明を
捨てたも同然だ。と僕は思う。」と語る。

 

bill cunningham

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https://c2.staticflickr.com/

 

彼のファッションへの情熱は衰えることを知らず、彼の澄んだ眼には真実のみが映る。

そして、その眼で撮られた写真には常に本当の街とファッションが映る。

 

bill cunningham

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 http://www.stylememaeve.com/

 

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