ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で アウトサイダー・アート | Epokal

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世界一長い小説に
込められた
ヘンリーダーガーの世界

アウトサイダーアートの代名詞ともなった
「非現実の王国で」の精神世界
ヘンリーダーガーの生涯と障害

4minutes

世界一長い小説に
込められた
ヘンリーダーガーの世界

アウトサイダーアートの代名詞ともなった
「非現実の王国で」の精神世界
ヘンリーダーガーの生涯と障害

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アウトサイダー・アート
非現実の王国で

壮絶な人生を送ったヘンリーダーガー
未だ解明されない謎
アウトサイダーと決めた世の中

芸術は死んでから評価されるのか!?

世界一長い小説で知られる「非現実の王国で」の作者であるヘンリー・ダーガーもその一人。
約1万5,000枚からなるテキストは15冊に冊子にまとめられており、300枚の挿絵が共に部屋にあった。
アーティストでもありアパートの大家が、彼の死後発見し2000年まで部屋を保管していた。

 

ht-Henry-Darger1

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ヘンリー・ダーガーとはどんな人物か!?

両親とは若くして死別しており、施設で育つも感情障害とされ施設で過ごす。
その後、施設を脱走し、生まれた町のシカゴへ戻り、聖ジョゼフ病院の掃除人として働き始め、
19歳から「非現実の王国で」の執筆を始める。死ぬ半年前まで執筆は続き、約60年間誰にも
見られることなく救貧院で死去した。

 

ht-Henry-Darger2

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挿絵について!?

約300枚に及ぶ挿絵も、全てヘンリー・ダーガーが描いたもの。
死後、アウトサイダー・アートとして代表的な作家となるが、そんな代名詞も当時は追いつかなかった。
美術を学ぶことがなかった彼は、挿絵が巻物になっているものが多く、長いもので3メートル以上だったという。
裸で残虐な拷問を受けている少女の裸には、ペニスが描かれており、
女性の裸を見たことがないからという説もあるものの、ペニスのない少女も描かれており、真実は分からない。

 

ht-Henry-Darger3

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「非現実の王国で」のストーリーについて!?

グランデリニアという子供奴隷制を持つ軍事国家とアビエニアというカトリック国家の長きにわたる戦争物語で、
カトリック国家の7人の少女戦士のヴィヴィアン姉妹が主人公。またダーガー自身もアビエニア将軍として登場している。
最後にはヴィヴィアン姉妹が勝利するのだが、60年間描かれた小説への妄想は壮大である。
死後の部屋に不思議の国のアリスやオズの魔法使いが残されていたという。

 

ht-Henry-Darger4

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ht-Henry-Darger5

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ht-Henry-Darger6

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私もダーガーの本を持っているのですが、アウトサイダーとしての作品としての見方で正しいのかは疑問に残る。
確かに感情障害ではあったに違いないのだけれども、60年間続けていたことの驚異とその世界感は、
彼の生涯のコンプレックスとの精神世界の戦いを表現したかのような、ある種自身に向き合った形では
ないかと思う反面、何を「障害」と提示することの方が難しいと感じる。
老人ホームに収容されるまで、誰にも知られずに書き続けられたこの作品は、
今も、世界のどこかで叫びながら何かを表現している者にとっては、時代が追いつかないこともあるのだろう。
仮に、ダーガーが生きていて作品が見つかったら、彼を皆んなは何と言ったのだろう!?
死んでいたから、美化されたところもあるだろう。むしろ、ダーガーにとっては良かったのかもしれない。。
現代はインターネットに残る時代の中で、Epokalとしても何かインターネットでない手段として、
残る作品を考えつつ、ヘンリー・ダーガーには強く敬意を込めたいと思う。
人に分かられないことを続けるエネルギーは、並大抵のジュールが必要であることを彼は分かっていたに違いない。

 

ht-Henry-Darger7

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