Beach×Lifeのケイハク | Epokal エポカル

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RED 感情

グレーの街に侵出する
ビーチ×ライフ
色彩のケイハクさ

高橋盾にソニア・パーク
プロフェッショナルが向かい合う純日本国産のセンス
Havaianasが広げたビーチサンダルとファッションの◯

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グレーの街に侵出する
ビーチ×ライフ
色彩のケイハクさ

高橋盾にソニア・パーク
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本気でモノづくりを考え
自分自身の鼓動を聴き
正しい価値を敬う

ライフスタイル型ファッションの提案
世界を旅するジャパニーズセンス

早送りで走っていく季節の中で、フラッシュライトの点滅のような五感がちりちりと熱を受け取りはじめる。
僕たち、人はみんな寄せては還す波のように、ビーチで過ごす日を渇望しているのかもしれないと感じている。

 

Beach Life

連立するビルの合間を縫って忙しい振りをした午後に、
眩しくて瞼の奥にまで入り込んでくる光の束が、波打ち際のフワフワとしたセンスを思い出させる。
熱くて熱くて、とてもその場に居続けることができなくなるような奇禍に逢うことはないだろうか。
アイスクリームソーダみたいにここから溶けていなくなりたいと、
午後の陽が落ち始めようとしているのに、未だデスクに向っている自分の禍禍しい姿を呪う。

 

beach life

beach life

http://www.quiksilver.com

 

センスライブラリーをすこしだけ開いて、
どんなにビーチから遠く離れた場所だったとしても、きっと、
持ち上げてくれるはずであるファッションの力を見てほしい。

 

ビーチと掛け合わせてライフスタイルを楽しもうというからには、
それ相応のエネルギーかアクションかが求められるのかと思われるかもしれない。
けれど、その実はある種のケイハクさだけのものだと知ることも大切である。
どんどん短くなってきたガールズのスカートと、僕たちのニヒリズムも、
ビーチファッションにかかせない軽薄さとサンダルをつっかけてどこへ行くのか。

 

Beach Life×軽薄

beach life

beach life

http://loves.anothermag.com

 

ところで、まったく反対の「ケイハク」にも触れておきたい。

長い間洋服に関わる仕事をしてきたが、僕が好きなものといえば、夏であろうが冬であろうが変らない。
もし、なにか作れと依頼されるのであれば、ああでもないこうでもないと印象か抽象かのものを生み出そうとする。
当然、より善い物作りをさせてもらうという無二の喜びを、享受する。
ところが、自分のものと言えば、一年中ほとんど替わらずに同じものを着ているのだ。
これはクリエイティブな仕事をするどの友人にも通じるところである。
いつ頃からかシャツは2,3枚の、ズボンはショートがまた2,3着の、それに長袖のシャツ。
半年に一度ターンオーバーされるパーカジャケットがその列に加わる。
結局のところ、行き着くのは最高の数着になってしまう。
僕の場合、それは素材の品質と、縫製の工法、それにメーカーのプロセスが当たる。
ここではこれを敬白と書いて敬いたい。
数着とは言っても、時間やブランド志向やクリエイティブの変遷といった色々なプロセスと供に、
小さな波が繋がって大岩を砕き丸め込めるように削りだされたモノなのである。

 

Beach Life×敬白

beach life

beach life

http://jp.havaianas.com

 

何といっても、2月も半分を過ぎる頃になるとビーチサンダルを引っ張り出す。
高校卒業の18歳が振り返りもしなかったアイランドソウルは見事に僕のわが身に巻き返している。

ハリウッドスターやセレブリティが愛用しているということで、
ここ何年かで瞬く間に広く知られることになったブラジル生まれ、ビーチで履かないビーチサンダル〈HAVAIANAS〉

初めて東京に上った時、大昔から言われるようにグレーがとても綺麗な街だと本当に思った。
今、夢のようなビビッドでクリアーなビタミンカラーを受け取れる東京人のセンスの上昇に、素直に驚いてうれしくなる。

 

ハイファッションの世界から見てみると、
草履や足袋という足の甲に股のついた何だか得体の知れないものをマルタン・マルジェラが着目し採用したことを、
何の偏見もなくもう一度自分のなかへ受け入れられる日本のセンスは世界中から見ても優越されるものだろうと思う。
この際、西欧重用主義は棚上げにしたとしても。
良いと感じたもの(少なくともそう思ったもの)を享受することが出来るということは善いことにちがいないだろう。

 

beach life

beach life

http://the-rosenrot.com

 

そうして、そんな日本の善さは今日でさえなお、僕たちの懐の内に転げている。
ファッションスタイリストとして活躍するソニア・パーク(Sonya S. Park)は、
「着る、暮す、食す」の重要な要素を、抽出される“ほんとうにいいモノ”の価値を見出し、
クリエイティブディレクターである彼女自身の思考に基づいて提案する。
ライフスタイル提案型セレクトショップ〈ART&SCIENCE〉が高い技術や細やかな気配りといった
モノづくりへの関心を日本のメーカーに向けたのは当然の帰着であった。

先述のマルタン・マルジェラのタビブーツをはじめとした、
あらゆるジャンルから厳選したアイテムを紹介した「Sonya’s Shopping Manual」にも
純国産のビーチサンダル「げんべいビーチサンダル」が登場して、その視力の良さに俄かに驚かされた。
ART&SCIENCEから提案されたコラボレーションビーチサンダル+ecoバッグというストレートなパッケージに、
メイドインジャパンの製品をいかに日本国内で注目させるのかという大命題の答えを見る気さえしている。

 

beach life

beach life

http://www.arts-science.com

 

当然、消費して成り立つ関係がある限り、プライスという価値を野放しにしておくことはできない。
そうではあるのだけれど、ファッションだけでなく全ての消費行動に意思を伴って向き合うことが出来るのであれば、
疑いようもなく
それに好きなモノを亡くしたくなければ

 

より正当な価値を購入するべきなのではないだろうか。

それは自分の価値を買うことと同位のアクションである。
“ライフスタイル型”と呼ばれる意味はここに宿るのだと、ソニアの影を追って感じている。

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