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日常を疾走する
通勤通学サイクリング
commuter everyday

オフィスへ向う道のりの電車をやめて、
自転車に跨りスーツを脱ぎチノを穿く。
コミューターライフを駆け抜ける。

最先端の技術と身体ひとつから創めるファッション自転車とコミューターから生き方のスタイルというマンパワーの洗練された格好良さの境地を臨む。

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今朝も嫌だ嫌だなと思いつめながら満イン電車に身体だけはよく肥えた自分を押し込める。

今日も疲れたなとタメ息を吐き出して、赤いテールランプの行列のなかの、
どこが先頭でどこが目的なのかもわからない真っ只中に身を寄せる。

よくあることだと割り切ればその通りではあるし、
皆が大体同じ思いをしながら暮していることだと呑み込めるのならそれでいい。
けれどそんな思いを持ったまま向った先のオフィスのなんとグレーなこと。
滞った空気を持ち込まないようにするために、
身体というツールでもって道のりを漕ぎ出したい。

コミューターというスタイルを生きていきたい。

そうだ、自転車に乗ろう。

 

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http://www.mashsf.com/mash-cinelli
 

バイクカルチャーを牽引するのはスタイリッシュで情熱的な一面を覗き見た時から始まる。
実際に漕ぎはじめてわかるのは、ローカルでつながることや、
自分で導き出すライディングスタイルといった乗り心地の深みにある。
知識やセンスを取り込んでバイクというかたちに顕れた
’自分’に、無軌道でシンボリックな道のりを駆け出したくなる。
自分に向けてスタイルをカスタマイズすることは
究極的にファッションの深みと同意義のシーンなのではないだろうか。

 

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http://levi.jp/commuter/
 

そして、バイクシーンにとってのイノベーティブなファッションは
単に流行やオールドスクールの継承だけでは成り立たない。
自転車を漕ぐという明確な動作があって、どこへ向かうという目的があるからには、
つまり機能とデザインというフォーカスの本心が求められるといっていい。

 

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http://levi.jp/commuter/
 

『Levi’s』は時代に先駆けて『ENGINEERED』ジーンズと呼ばれる立体型パンツを開発し、
既成概念を疑うところからズボンの壁をぶち壊した。
デニム生地の剛性を立体的に仕立てることでしなやかな動き心地を持たせたのは、
ジーンズだけに留まらず、どの衣類のどのブランドにも通じる機能的な考察と実践の公開でもあった。
縫い目に誂えた指向性からパーツのひとつひとつに至るまで、
工学的実験は衣服の新しいかたちを探していたのだと信じていい。
特に人の身体的運動性能上の主要な結束部である膝と屈伸運動の間の
機能補償とファッションアイテムとしての’格好’にはお互いに譲らない領域がある。
その折衷点を計算的に求められないことはこの世界のうまみでもある。

 

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http://levi.jp/commuter/
 

ところで、理想論と実践はいかにも崇高だがさすがのLevi’sでも
立体型パターンで作られた衣類の普遍化は簡単に進行できるものではなかった。
シリーズ発売当初の2000年頃にはジーンズどころか、
街着としての衣類に機能性を求める声はほとんどなかった。
世界を驚愕させた構造改革だが、コア消費者をつつくまでには、
ワールドレコードを続発させるスウィムウェアや
冬でもあったかいインナーシャツの喧伝を待たなければならない。

それからジーンズのシルエットは少しずつ細くなり、

ストレッチ素材を駆使してタイトフィットさせることがスタンダードになった。

そして今、僕たちはコミューターになったのだ。

 

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http://arcteryx.com
 

そうするとやがて自転車とファッションとスタイルほど
機能性衣料とマッチングするものはないと感じるようになり、
コミューターにとってのもうひとつのアプローチ、
エクストリームスポーツというアウトドアプロダクトからの進化にも目を逸らせなくなる。
ハイエンドなアルパイン向けのクライミングギアとして評価が高い『ARC’TERYX』、
さらにアウトドアで培ったテクノロジーの結晶を都市生活へと還元した『VEILANCE』。
彼らにとって、そして、ファッションを行為する人たちにとって
コミューターとは最も特異に抜き出られるスタイルだろう。

極限環境にあって最適の快適性を保つ能力スペックを有しながら、
世界の端々に岩壁や雪山以外の日々の生活のシーンがあることを知り、
現代都市生活の甘美なデザイン嗜好を思い通りに描けるレーベルは
今のところ他には見当たらないのではないだろうか。

 

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http://arcteryx.com
 

機能とスタイルは矛盾するものではない。

そうして都会の生活とそれに適合したカルト環境を生き抜くためのファッションが用意された。
過剰で余剰に溢れる虚飾から脱して、機能との密接で意味の結合するコミューターという
スタイルの存在の仕方に新たなフォーカスが生まれるのかもしれないと感じながら

 

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http://arcteryx.com