スタイリスト島田辰哉が創る『CONTACT HIGH ZINE』とは? | Epokal

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カテゴリーを超越して
シンプルな理由による
混合が創る新しい「今」

カテゴライズによる硬直をシンプルな
発想と行動力によって打ち破り、
拡げていくCONTACT HIGH ZINEの波

5minutes

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混合が創る新しい「今」

カテゴライズによる硬直をシンプルな
発想と行動力によって打ち破り、
拡げていくCONTACT HIGH ZINEの波

その飄々した佇まいが内面を如実に反映しているかと思えば、
会話の節々にそれとは異なる熱量を感じる。
掴めるようで掴めない人物である。

それは彼の仕事からもうかがい知れる。
誰もが知る雑誌・メディアでの仕事もこなす一方で、自らインディペンデントマガジン
『CONTACT HIGH ZINE』を出版し、自らを表現してみせる。

ファッションという曖昧な分野に存在する強固なジャンルというしがらみに
絡め取られることなく、単純に「好き」か「嫌いか」でいいというスタンスに、
ファッションならではの軽やかさと自由さを感じる。

スタイリストの島田辰哉氏は、INSPIRATION CULT MAGとTOMMY HILFIGERが
作るフォトマガジンである4 SENSE’S FOR TOMMYHILFIGERにおいて、
「NEW TRADITIONAL STYLE」をテーマにインスタグラマーの@chiaoking氏と共に、
ストリートテイストを取り入れた新たなスタイルを見せてくれた。

そんな島田さんに自身のルーツや表現、現状のファッションシーンと
これからについてお話を聞いた。

Epokal(以下、E):まず、ありきたりな質問ですが、スタイリストになろうと思ったには、
どんなきっかけがあったのでしょうか?

島田氏:昔からスタイリストになりたかったということはなく、高校卒業時に進路を
決めなくてはいけなくて、デザイナーやパタンナーなど直接的に服を作るということではなく、
色々なことができそうだと思ってスタイリストが面白そうだなと感じたことがきっかけで、
専門学校に入学しました。

E:そうなんですね。私たちが中学〜高校の頃は多くのスタイリストさんが雑誌の紙面で
活躍されていたので、そういった影響もあるのかと思いました。ファッションは昔から
好きだったのですか?

島田氏:中学くらいから古着屋に買い物に行っていましたが、そこまで雑誌などは
見ていなかったので、当時影響を受けたスタイリストさんはあまりいませんでした。
それよりも、パンクはじめとした音楽に興味があり、それらを通じてファッションに興味を
持ったという感じです。

E:音楽とファッションは密接な関わりがありますね。Epokalでお話を聞いた方の中でも
そういった方は多いですし、自然な流れとも言えますね。

島田氏:音楽やファッションに興味を持ったのは、環境も大きいかもしれません。
父がPAをしており、母はファッション関係の仕事をしていて、家にミシンがあったり。
今思えばそういった環境的な影響はあったもしれません。

E:その当時は気付かなくても、環境はとても大きいですよね。
以外とそれがルーツになっていたりということもあると思いますし。
パンクなどに影響を受けたということでしたが、そこからの影響は今でもありますか?

 

contact_high_zine

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島田氏:あるといえばあるのかな。
好きなものって基本的に変わらなかったりするじゃないですか?パンクやロックは今でも
音楽としてもカルチャーとしても好きですし、『CONTACT HIGH ZINE』でも
気になったアメリカのグランジバンドを取り上げています。

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E:たしかに、好きなものは大きくは変わらないですよね。
今お話にもでましたが、『CONTACT HIGH ZINE』を出版したことには
どんな経緯があるのでしょうか?

contact_high_zine

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島田氏:スタイリストとして仕事をしていく中で、少し前から写真表現に興味を持って、
様々なジャンルの写真集を買って、自分の中で好きか嫌いかを分けてみたんです。
それを繰り返しているうちに、だんだんとどういうものが好きなのかが明確になってきて、
そこから無意識にインスパイアされたりということが増えていきました。
そんな時に、写真家の山谷佑介と知り合って、話をしているうちに興味が強くなり色々な
表現をしている人たちを集めた本を作ろうと思ったのがきっかけです。

contact_high_zine

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E:なるほど。
インディペンデントなファッション雑誌というと『Purple』などを想起しますが、
そのあたりの影響はありますか?

島田氏:『CONTACT HIGH ZINE』を作る上で、直接的な影響はないと思いますが、
もちろん好きな雑誌ではありますし、『Purple』が創刊された当時、それまで交わることなが
なかった写真家とファッションが融合することで、新しい流れが生まれたと思うので、
そういったことが出来ればいいなと思ってはいますね。

contact_high_zine

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E:一言にファッションと言ってもその中で細分化されていますから、意外と交わらないことが
多いかもしれないですね。

島田:そうなんですよね。
クラブが好きでよく遊びに行くんですが、音楽もジャンル毎のカテゴリーが強くて、もっと自由に
混ざればいいのにと思うことがあります。
ファッションも同じなのかなと思っていて、ジャンルに縛られずにシンプルに好きか嫌いかを
追求したマガジンを作っていきたいです。

E:Epokalでも、ファッションを異分野からの視点で考えて、新しいファッションスタイルとして
発信できればと思っています。
Epokalは読むことで、識って、行為につなげようとしていますが、『CONTACT HIGH ZINE』は
あまり読むページは増やさないのでしょうか?

島田:今2号目を作っているところですが、次号からはインタビューをはじめとして読み物も増やしていくので、
マガジンとしても内容が充実すると思います。
タイトルのCONTACT HIGHには「ハイな気分が伝染していく」という意味を込めているので、自分たちが
いいと思って作ったものが、あまり意識していない人たちにも伝わっていくようなマガジンを創っていきたいですね。

contact_high_zine

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E:お話を聞いていると2号目も非常に楽しみですね。ファッションというジャンルの中で様々なアウトプットを
されている島田さんですが、ファッションの現状、特に日本のファッションの現状や今後ついては、どういった
お考えを持っていらっしゃいますか?

島田:ファッションに限らず、基本的には「今」が重要であると考えているので、自分も含めて服を作っている
デザイナーさんやフォトグラファーさんが感じるものが全てだと思います。
今でも面白いものを作っている人はいると思いますし。
ですので、あまりこれからのことなどは考えないですね。

E:たしかに、ファッションは時代の空気感を最も反映するものの一つですので、「今」が最も重要であることは
間違いないですよね。ファッションを産業として考えた場合、勢いがないという声もあるかと思います。
また、奇をてらったというか
目立ってなんぼという感じさえあるように感じることさえありますが、
例えば東コレなどに対してスタイリストの
視点から何か思うことはありますか?

島田氏:そうですね…、服は着てもらってなんぼというのはありますし、そういう意味でも頑張っている
ブランドはありますから、応援したいですよね。
それに、今は服だけ作って終わりということではなく、トータルでブランディングやクリエイティブ
ディレクションできているブランドが売れていると思います。1stシーズンからスタイリングで関わっている
KIDILLなんかは、デザイナーのヒロさんとそういった事まで話し合ってムードやスタイリングを作っています。
ただ、客観的に東京コレクションを見て、強いていうならもっと感覚的に「おしゃれだね」っていう点を
訴求していってもいいんじゃないかと思います。
誰が、どこで、どんな格好してたらおしゃれなのっていうのが、訴求していくことが重要な時代なんだと思います。

E:そうですね。作っている人をリスペクトをして、ブランドやデザイナーに対してフラットな感覚で
寄り添っていく
スタンスは、これからもより重要になるのではないかと思います。
これからも島田さんの活躍に期待しております!

《Profile》
島田 辰哉 Tatsuya Shimada

ファッションエディター/スタイリストのSHUN WATANABE氏に師事。
5年間のアシスタントを終え独立。ファッションを中心に国内外の雑誌、広告などでスタイリストとして活動中。
2014年、FREE MAGAZINEのJUNIOR FASHION EDOTORとして関わる。
2015年、自費出版のインディペデントマガジン『CONTACT HIGH ZINE』を発刊。

島田氏も参加した、インスタグラマーがTOMMY HILFIGERを撮り下ろすマンスリー・フォト・マガジン
『4 SENSE’S FOR TOMMY HILFIGER』はこちら

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