twit btn

デザイナーの左手
両利きのクリエイティブとは?

裏原の中でも、何かが違ったFAMOUZ。ファッションだけどストリートだけど、
何か臭う。神山氏の過去と今から当時のFAMOUZを見る。

裏原ストリートの中でも、何かが違ったFAMOUZ。ファッションだけどストリートだけど、何か臭う。神山氏の過去と今から当時のFAMOUZを見る。

twit btn

このタグを見て、一瞬であの頃に戻れる方は多いのではないでしょうか?
僕もその1人で、当時ゴワゴワの綿JKを持っていた。
ラペルに丸いステッチがしてあって、何年着ていただろう。
着丈と袖丈が絶妙で、裾ラインもボタンを外したときのラインが、かなりヤバかった。
写真がないのが残念。

 

Famouz00

Famouz00

http://people.zozo.jp

 

FAMOUZ(フェイマス)。デザイナーは神山隆二氏。

もともとはグラフィックデザイナーだったようで、Tシャツや古着のリメイクなどを作るようになり、
本格的にアパレル進出。僕の記憶も曖昧なものであるが、あの頃をふと思い返すと、
裏原全盛期のブランド郡とちょっと空気感というか、スタイルも違ったように感じる。
裏原育ちの僕としては、FAMOUZは好んで買ったものだ。
理由としては、あの頃のブランドの勢いだけでない、
細かな生地の仕掛けやグラフィックのような服としての完成された中にメッセージ感を感じ、
しかも長く着られていたからだ。
今となって神山氏を調べて、元々グラフィックデザイナーと知ったことに、
納得してしまった、僕の感性の低さに嫌気さえ覚える。
そして、現在は何をしているかと見てみると、
ライブペイントなどアートワークや個展など活発に活動していた。
FLAVOR(フレイバー)というペットグッズブランドのディレクターとしても活躍しており、
現在BLANKSという新たなブランドも作っていた。

 

Famouz01

Famouz01

http://www.beautyandyouth.jp

 

元々ファッション野郎で現在様々なブランディングデザインをしている私とは、
逆の入り方をしている神山氏のFAMOUZに10年たった今、
ようやくブランドを理解できた気がする。グラフィックというストレートに伝えれる武器を持ちながら、
メッセージが伝わりにくい衣服の世界に入った挑戦は、
ドラゴンボールでいう精神と時の部屋に入った状態!?
ちょっとした表現の修行だったのかな!?と個人的に感じた。
もちろん時代もあって、あの頃の裏原の勢いで売れてしまったことは、
もしかしたら誤算?だったのかなとも考える。

 

そして、現在BLANKSというブランドが、FAMOUZを辞めてTシャツなどのライブペイントをして、
その経験を活かして作った、神山氏の集大成のブランドと感じ期待は高まる。
プリントとグラフィックというツールがライフスタイルに落ち、
ファッションだけでないプロダクトを生み、
服だけでないストーリーを生み出せるアーティストにしていくのだろう。

 

Famouz02

Famouz02

http://118.82.80.197

 

Famouz03

Famouz03

http://stripe-inc.shop-pro.jp

 

当時のFAMOUZはどこか真面目で哲学的な背景を、
裏原ブームというエンジンを搭載してしまい、着る人が追いつかないスピードだったのではないか。
それは、グラフィック・アートとファッションの狭間の悩みに近いような気がする。

 

このように、今という瞬間は昔の答え合わせにも使える。
そういった意味で今というファッションを感じる楽しみも感じれるおじさんになったものだ。
僕も、そろそろ寄り道が過ぎた気がしており、そろそろ本質的なアクションへ進もうと思う。
みなさんも、ブランドの裏メッセージや今だからこそ理解できるブランド、
当時のFAMOUZの服をお持ちの方などあれば教えてください!