服だけを愉しまないファッションショーの見方 | Epokal

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YELLOW 快楽

ファッションをあらゆる
表現の交差点と捉えて
ランウェイを愉しむ

”知る”ことで”知る”ファッションの愉しさ
2人のヘアデザイナーが教えてくれる
服だけではないランウェイの愉しみ方

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ランウェイを愉しむ

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表現の交差点と考える

”知る”ことで”知る”ファッションの愉しさ
2人のヘアデザイナーが教えてくれる
服だけではないランウェイの愉しみ方

これからまたコレクションの季節がやってくる。

いくらファッションに勢いがなくなったとは言えども、ファッションが
好きなものにとっては、心躍る時期だ。

各ブランドが1つのコレクションにその世界観とクリエーションを強く反映させ、
世界中の消費者に向けて発信する。

そうしたコレクションにおいて最も重要なのは服であることはもちろんだが、
世界観やコンセプトをより明確にそしてより強く表現するために必要となるのは
ヘアメイクではないであろうか?

ブランドによって差異こそあるものの、ブランドによってはヘアデザイナーによる
クリエーションを前提としたコレクションを発表していることも少なくない。

そんなヘアメイクにおいてカリスマとしてクリスチャン・ディオールやバレンシアガ、
コム・デ・ギャルソンなど多くのブランドを担当しているのが、ジュリアン・ディスだ。

彼が創造するヘアメイクは、もはやヘアメイクというカテゴリーで括ることが難しい程
アーティスティックなものだ。

 

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L・R) http://moderndeclaration.com/ 

 

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L・R) http://moderndeclaration.com/

 

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http://www.djemila-k.com/

 

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http://designandculturebyed.files.wordpress.com/
 
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L・R) http://designandculturebyed.files.wordpress.com/

 

特にコム・デ・ギャルソンのコレクションを見ていると、最も重要なはずの服よりも彼が
手掛けるヘッドピースの方が先に目に飛び込んでくることも少なくない。

コレクションのテーマやブランドの世界観を反映していることはもちろんだが、想像の
斜め上を行くクリエーションには脱帽するほかない。

 

 

また、日本人で最も著名なヘアメイクアップアーティストと言っても過言ではないのが、
加茂克也だ。
シャネルやフェンディ、ジュンヤワタナベ、アンダーカバー、ミントデザイン、アンリアレイジ等の
ファッションショーを担当している。

彼のクリエーションもまた、いわゆるヘアメイクの概念に囚われないものでそれ自体が一つの
作品として成立するものであり、特に日本ブランドにとっては、必要不可欠な存在となっている。

 

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http://thepolysh.com/

 

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http://thepolysh.com/

 

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http://www.modshair.co.jp/

 

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http://www.modshair.co.jp/

 

ジュリアン・ディスや加茂克也によって創り出されるヘアデザインに共通して感じる事は、
これまでのヘアメイクの概念にとらわれない「美しさ」を表現していることだ。

彼らの創造は卓越した技術はもちろんだが、それに先立ったイマジネーションに起因する。

彼らはデザイナーのごとく思考し、時代の空気を敏感に感じ、そこに独自の解釈を加えることで
その時々のイメージを具現化していく。
その過程では通常のヘアデザインでは使用することはないであろう技法や素材を駆使して、
それまで目にしたことのないフォルムを創造し、私たちの目を楽しませてくれる。

 

Epokalでは以前から、多くの人たちがリアリティを持つことが出来ない、所謂モードファッションは、
既に時代遅れなモノとしてしばしば取り上げてきたが、もちろんその全てを否定するものではない。

私たちはモードファッションに魅了されて、着る楽しみだけではなく、見るものとしてもファッションを
愉しんできた。
素晴らしい絵画や音楽を鑑賞した後に感じるような幸福感や高揚感をファッションショーは与えてくれた。

ランウェイはファッションのトレンドを発信する場ではあるが、服だけを見て楽しむ必要はない。

今回紹介したヘアメイクやメイクアップ、演出や音楽など切り取る側面によって様々な見方が可能なものだ。
ファッションとは、ファッションの流行り廃りと言ってしまえばそれまでだが、それだけではないからこそ決して
嫌いにはなれない。

ファッションの魅力の一つはあらゆる表現者の溜り場、クリエーションの交差点であり、あらゆるものを
受け入れる懐の深さなのかもしれない。

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