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平塚の地で愛され続ける
MAMUDSに感じたのは
温故知新の現在進行形

ファッションも結局「人」だと再認識
させてくれたMAMUDSの魅力とは?
また来たくなるショップの秘密

ファッションも結局「人」だと再認識させてくれた平塚のセレクトショップMAMUDSの魅力とは何なのだろうか。また来たくなるショップの秘密に迫るインタビュー。

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その日は、快晴というわけではなかったが、平塚の駅を出るとなんとも言えない
開放感が漂っていた。

近くには何度も訪れているが平塚駅は初めて訪れた。
にもかかわらず、どこか懐かしさも感じる。

そんな平塚の地で、20余年にわたり地元民のみならず、ファッション好きに
愛されているセレクトショップがある。

MAMUDS(マームーズ)というお店を聞いたことがある人は、ファッション好きに
違いない。都内のセレクトショップの商品ラインナップにも影響を与えることもあるという
ヴィンテージを中心の高感度な品揃えは、独自のスタンスを確立したからこそ出来る間口の広さと、
懐の深さを両立している。

 

mamuds

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買い付けはアメリカ在住のオーナーである白砂氏を中心に行っており、NYのトレンドも意識した上で
ショップのフィルターを通した商品が週に1度のペースでデリバリーされる。

今回は、そんなマームーズの店長として、ファッションのみならず、ファッションを通して背景にある
カルチャーの魅力を伝える大岡さんに話を伺った。

 

mamuds

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Epokal(以下、E): そんなに堅苦しいものではないので、普段お客さんと雑談しているような感じで
全然問題ないです。笑 まず、お店の成り立ちを伺えますか?

大岡さん:最初はオーナーの白砂さんが一人でお店を立ち上げて、買い付けの間はお店を休むみたいな
ペースで始まったのが、もう20年以上前ですね。開店当時は西海岸を拠点に買い付けを行っていたのですが、
その後東海岸、NYに拠点を移して、今に至るという感じですね。

E:バイイングの特徴はどんなところに反映されているのでしょうか?

大岡さん:基本的にはデイリーウェアではあるんですが、そこでどういったオリジナリティーを出せるか
ということが重要なのかなと思っています。
例えば最近であれば、リーバイスのCTでも日本で発売されているものもいいですが、フィット感などを考えると
アメリカのモデルがいいんじゃないかといった提案をしています。東京のセレクトショップと同じものを扱っても
二番煎じになってしまうので。

 

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E:平塚という場所柄も関係しているのかもしれないですが、やはり東京とは違った雰囲気を持った方が多く、
ファッションに関しても独自のスタイルを持っているというイメージがありますが、そのあたりは実際いかが
でしょうか?

大岡さん:それは、あると思います。お客様の7割近くはサーフィンをしていたり、自分であればスケート
カルチャーが好きでスケートに乗ったりするので、そういったライフスタイルの延長線上にあるファッションが
しっくりきますね。あとは、歳を重ねるごとにファッションに対する考えが変わってくるということもありますし。

 

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E:やはりそうなんですね。僕の知人も少し前に逗子の方に引越しをして着るものが変わったということを
言っていました。NYというと日本で対応するのは東京になると思うのですが、普段NYで生活されている白砂さんが
街の空気を感じて買い付けた服を
東京ではなくて平塚で提供するというのは少し面白いと感じました。

大岡さん:そうかもしれませんね。それも東京にも電車で1時間程度で出れるし、海もあるし山もあるという
この土地だから成立するものかもしれません。

E:ここでトム・ブラウンのスーツを着たいかと言われたら、そうはなりませんしね。笑
やはり環境や時代の変化に柔軟に対応していく必要性はありますよね。

大岡さん:それと、日本人はこれがいいとなると日本全国右習えでそれに人気が集中してしまうことが
多いように思いますが、良くも悪くもそういった流れには流されない人が多いのかもしれないですね。

 

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E:確かに、みんながいいと言っているものを自分のフィルターは通すことなく受け入れてしまう傾向は
強いですよね。そういう意味でトレンドも意識しながらローカライズされているMAMUDSのようなお店は
貴重ですね。 中高生くらいの若いお客さんも結構いらっしゃいますか?

大岡さん:もちろん、来ますよ。今の中高生たちは、スマホでFBやTwitter、instagramも使いこなすある意味
便利な世の中でも、足を使って実際に着てみて選びたいという子もいますからね。
自分が中高生の頃を思い出して、サーマルしか買えなかったということがあるから、やっぱりサーマルは
置きたいなとか思うじゃないですか。ヒートテック着れば暖かいかもしれないけど、かっこよくないし
ショーン・ペンは映画でサーマル着てるよとかっていうことを話したりとか。

E:それは本当にあると思います。僕も一時期ファッションの話がしたくてお店に行っていたことが
ありました。笑 全然買わないのに相手にしてくれたスタッフの方には色々教えてもらいました。
ファッションをきっかけにして知識が派生していく感じとかが醍醐味というか。

この後、編集部のK・Hが店内で一際目をひく、ダルスパックの超巨大バックパックを実際に背負い、
悩んだ末に購入した。

 

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マームーズを訪れて感じたのは、ファッションもやはり最後は「人」だということだ。

作るのも、売るのも、着るのも人だ。ファッションはその人々を繋いでいく。

そして、この地にMAMUDSをオープンさせた白砂公賢氏は現在NY在住で、MUMUDSで取り扱う商品の
買い付けを行う一方で、NYでも屈指の人気を誇るインスタグラマーとして活躍している。

 

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 photo by Mar Shirasuna instagram @mamudsny

 

NYのインスタグラムについては、以前にこちらの記事でも取り上げたが、NY在住の日本人で
これほどまでに注目されているインスタグラマーは稀有な存在だろう。

白砂氏の写真(instagram @mamudsny)は、多くがビルの屋上からNYの街を撮影したものが多く、ニューヨーカーたちも見たことのない
街の顔を見せてくれることで人気を博している。

 

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photo by Mar Shirasuna   instagram @mamudsny 

 

MAMUDSではファッションというメディアを使って人と人、土地、カルチャーなど様々な繋がりを創り、
ファッションへの感度と同様に、時代の変化を敏感に感じ取りインスタグラムという新しいメディアで
新たな繋がりをつくっている白砂氏は、あらゆる領域をその感性で自由に行き来しているように見える。

次回は平塚でショップをオープンさせた20数年前には考えられないような環境の変化に対応し、
独自のスタイルでNYの街に自らの立ち居場所を築いた白砂氏をフィーチャーしたいと思う。

 

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 photo by Mar Shirasuna   instagram:@mamudsny

 

◎店舗情報◎
MAMUDS(マームーズ)
神奈川県平塚市代官町6-5 代官町ビルディング101
TEL & FAX 0463-23-1383
毎日営業 12:00〜20:00
お問い合わせ info@mamuds.com
HP http://mamuds.com
instagram @mamuds_official