GoogleとLevi'sの提携に見るクールの分水嶺 | Epokal

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GoogleとLevi'sの提携
に感じる驚きと必然
クールさとは何か?

すべてのモノがネットワーク化される近未来において
クールさとは果たしてどこに存在するのだろうか?
テクノロジーの進化とそれに対しての距離の取り方

15minutes

GoogleとLevi'sの提携
に感じる驚きと必然
クールさとは何か?

すべてのモノがネットワーク化される近未来において
クールさとは果たしてどこに存在するのだろうか?
テクノロジーの進化とそれに対しての距離の取り方

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GoogleとLevi'sの提携
に感じる驚きと必然
クールさとは何か?

すべてのモノがネットワーク化される
近未来においてクールさとはどこに
存在するのだろうか?

すでにご存知の方も多いかもしれないが、先日とある興味深い記事を目にした。

GoogleがLevi’sと提携し、新しいテキスタイルの研究を行いその成果が発表された。
プロジェクトの名は「Project Jacquard(プロジェクト・ジャカード)」。

 

google

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http://www.brandchannel.com/

 

Googleの先端技術ユニットであるATAPが主導するこのプロジェクト「Project Jacquard」では、

これまで電気を通す伝導性のある繊維の開発研究を進めてきたのだという。

研究の結果として開発された糸は、あらゆる繊維に織り込むことができ、この技術を汎用することで
衣服をインタラクティブサーフェスに発展する事が可能になる。

糸が織り込まれた部分はスマートフォンなどのデジタル機器と連動し、タップやスワイプをすることで
音楽の再生や音量の調整などの操作が可能で、実際にデモンストレーションも行われた。

 

google

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https://qzprod.files.wordpress.com/

 

このプロジェクトはまだ初期段階であり、両社は具体的な発売時期や機能などの詳細は未定としているが

一部報道では2016年の秋に発売になるそうだ。

この最先端のテキスタイル開発には日本が誇る高い繊維技術が深く関与しており、日本でのテキスタイル開発は
人工生命工学の研究者でアーティストの福原志保をリーダーに、技術的には「ビズビム」のテキスタイル開発を
担っているテキスタイル企画会社アンファンテリブルの原田晶三・代表らが、実際に工場で糸やテキスタイルを
作る様子が放映された。

 

 

IoTが新しい技術として注目を集めている中で、GoogleがLevi’sと提携し新たなテキスタイル開発を行っていく
という事実は、ファッション関係者にどのように映ったのだろうか。

このニュースを聞いたときに、私個人としてはこうした技術開発がファッションに新たな可能性をもたらしてくれる
のではないかという期待を感じるとともに、これからは衣服もネットに接続されるのが当たり前の時代が来るという
ことを考えると当然の流れとは思いつつも、戸惑いを隠せないというのが正直なところだろうか。

スマートホンが登場してから現在までの生活の変化を見るのと同様で、「欲しいもの」から「必要なもの」に変化した
時点でそれはクールではなくなる。これはファッションも全く同じである。

毎日の通勤電車で周りを見ると、多くの人がスマートホンと見つめあっている。初めてiphoneを目にしたときの驚きは
もはや跡形もなく、電車の中でスマホと見つめあっている彼らは、奴隷のようにすら感じる。

前述のGoogleとLevi’sのテキスタイル開発が、より一層人とネットの関係性を強くしていくことを目指す一方で、
全く逆の提案をニューヨークのデザイナーが行っている。

 

google

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http://assets6.thrillist.com/

 

Lightと名付けられたそのデヴァイスは、「脱スマホ」のために作られたカードサイズの携帯電話だ。

人々をスクリーンの奴隷にしたスマートフォンはクールではなく、スマホと適切な距離を保ち、依存から卒業させる
ことを目的に「できるだけ使われないように」デザインされたその携帯電話は、なぜか逆説的にクールに見える。

テクノロジーの進化が必ずしも素晴らしい未来へと私たちを導いてくれるとは限らないように思うが、
現代に生きる私たちは、それらを全否定することが出来ない。問題は、それらをどう使うかなのだろう。

 

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http://www.wired.com/

 

全てを無自覚に受容している姿勢は、どんなフィールドにおいてもクールではあり得ないのだから。

 

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